CleanVibes
伊東市から全国を綺麗に
除草剤に頼らない防草のやり方を、市民の手だけで組み立ててきました。
これまでの活動は、通算470回。その記録を、ぜんぶ公開しています。
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Why CleanVibes
はじまりは、2022年の春。伊東のまちに、たった2人で立っていました。
「綺麗なまちを、次の世代へ」。あのとき交わした約束は、今も変わりません。
除草剤は、使わないと決めました。
子どもや犬が転げ回る地面だから。雨は、やがて海へ流れていくから。
そして何より、胸を張って次の世代へ手渡せるやり方でやりたいから。
手間はかかります。それでも、これが私たちのやり方です。
国内外の研究や事例を参考にしながら、伊東市内での実践を通じて改善を重ねています。研究で確認されている一般的な知見と、私たちの現場での経験は、分けて紹介します。
難しい資格も、高価な機械もいりません。ただし公共の場所では、管理者の許可を得て、安全対策を整えたうえで実施してください。火を扱う工程は、経験者が担当します。
2030年まで、通い続けると決めています。一度きりの完璧より、ずっと続くことを選びました。
The Method
国内外の研究や事例を参考にしながら、伊東での実践を通じて改善してきた方法です。
STEP 1
種と土をまとめて取り除く
専用の道具で、種ごと物理的に取り除きます。表面の土を地面ごと削り取り、雑草を「抜く」のではなく土ごと「どかす」のがポイントです。
Why?
多くの雑草は、地表に近い層から発芽します。だからClean Vibesでは、表面の土や堆積物ごと種子を取り除くことを大切にしています。
出典: Kuk & Hooker (2000) Canadian Journal of Plant Science
STEP 2
地上に出た雑草を、熱で傷める
1,300〜1,500℃の火炎を一瞬だけ当てます。「燃やす」のではなく「細胞を壊す」工程です。
Why?
火炎処理は、植物の地上部に短時間の熱を加えて細胞を傷める方法です。効果は雑草の種類や成長段階、加熱の時間によって大きく異なるため、必要に応じて再処理します。地中の根や種子まで枯らせるわけではありません。
⚠ 安全第一:管理者確認・消火準備・周囲確認を必ず行います
出典: Dahlquist et al. (2007) Weed Science 55(6)
STEP 3
雑草が伸びにくい状態をつくる
防草材を場所に応じて使い分け、目地や隙間を埋めます。景観にもできる限り配慮します。
Why?
目地や隙間を防草材で埋めることで、種子が入り込みにくく、発芽した雑草も地上へ伸びにくい状態をつくります。
出典: Benvenuti et al. (2019) Frontiers in Plant Science
STEP 4
場所と景観に合わせて仕上げる
使用する防草材は、施工場所や景観、管理者の方針に合わせて選び、製品の施工要領に従って仕上げます。仕上げに、セスキ炭酸ソーダ(重曹に近い身近な洗浄成分)を溶かした水を使うこともあります。
Why?
アルカリ性の水が雑草の生育に与える影響は、植物の種類によって差があると言われています。この工程の効果については、Clean Vibesが現場で検証している段階です。
※現在、効果を検証中の工程です
Our Reality
正直に、お話しします。「もう二度と生えない」とは、私たちは言いません。
半年もすれば、雑草はまた顔を出す。本当に、しぶといんです。
だからこそ大事なのは、一度の完璧より、何度でも通える仕組みのほうでした。
完璧より、続けること。
2030年、このメソッドを全国に届けきったら、私たちは役目を終えます。だから「届けきって終わる」。それが私たちの約束です。
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このやり方を、伊東だけのものにするつもりはありません。
どこのまちでも、誰にでも、今日から始められます。
真似してください。
もっと良くしてください。
そして、あなたのまちで始めてください。
Our Activity
仕上がりには、とことんこだわります。「ボランティアだから、ここまで」とは考えません。
お金にも納期にも縛られないからこそ、出せる質がある。ボランティアだからこそできる質を、私たちは信じています。
最新の活動報告はInstagramで随時更新中。観光でお越しの方も大歓迎です。道具はすべて貸し出します。
お問い合わせは InstagramのDM へ。
私たちが手を入れてきた主なエリアです。ピンをタップすると活動内容が見られます。
Try it in your town
この地図のピンが、少しずつ増えていく。
それが、私たちのひそかな夢です。最初の一本は、伊東。次の一本は——あなたのまちかもしれません。
Global Movement
「綺麗にしたい」という気持ちは、きっと国境も言葉も超えて、誰の心にもあります。だからこそ私たちは、その共通の感覚で世界とつながりたい。除草剤に頼らないまちづくりは、すでに世界の潮流です。火炎除草も、ヨーロッパの自治体ではめずらしくない方法です。
2017年から公共空間での農薬使用を禁止(2022年に対象を拡大)。火炎除草が主要な代替手段に。
1995〜2002年で自治体の農薬使用を83%削減。火炎処理が広く使用されています。
火炎処理が自治体レベルで定着しています。
欧州最大の火炎除草機メーカー(Reinert)が存在。業務用の大型機で、市民が使う火炎機より高温の2,000℃級で処理します。
メリーランド大学・コロラド州立大学が公式に研究・推奨しています。
市民団体が組織的に運用する、国内では先進的な事例です。
日本ではまだ、珍しいやり方かもしれません。だったら——私たちが先頭を走って、証明します。
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